一定の非適格合併等が行われた場合の資産調整勘定・差額負債調整勘定

1.概要 一定の非適格合併等が行われた場合、資産調整勘定又は差額負債調整勘定の例外的な計算が適用される。令和7年税制改正により一部改正されており、令和7年4月1日以降に行われた非適格合併等については改正後の規定が適用され … 続きを読む

組合事業等による損失がある場合の課税の特例

Ⅰ.組合等損失超過額の損金不算入 1.内容 法人が特定組合員又は特定受益者に該当する場合で、かつ、その組合契約に係る組合事業又は当該信託につきその債務を弁済する責任の限度が実質的に組合財産又は信託財産の価額とされている場 … 続きを読む

退職給与負債調整勘定の意義等

1.退職給与負債調整勘定の意義 退職給与負債調整勘定とは、内国法人が非適格合併等により当該非適格合併等に係る被合併法人等から資産又は負債の移転を受け、当該内国法人が当該被合併法人等から引継ぎを受けた従業者につき退職給与債 … 続きを読む

輸入に係る消費税

1.課税貨物に係る消費税の納税義務等 (1)納税義務者 外国貨物を保税地域から引き取る者は、課税貨物につき、消費税を納める義務がある(消法5条2項)。 (2)納税地 保税地域から引き取られる外国貨物に係る消費税の納税地は … 続きを読む

本邦からの輸出として行われる資産の譲渡又は貸付けに係る輸出免税

1.基本的内容 本邦からの輸出として行われる資産の譲渡又は貸付けは消費税が免税される(消法7条1項1号)。国内取引でなければそもそも日本の消費税の課税対象とならないため、輸出免税の適用を受けるには、前提として資産の譲渡又 … 続きを読む

高額特定資産を取得した場合等の消費税の納税義務の免除の特例

1.高額特定資産を取得した場合の消費税の納税義務の免除の特例 (1)基本的内容 課税事業者が、簡易課税の適用を受けない課税期間中に国内における高額特定資産の仕入れ等を行った場合には、当該高額特定資産の仕入れ等の日の属する … 続きを読む