「最後に支配関係があることとなった日」は「最後に『支配関係があることとなった日』」と区切って読む。また「支配関係があることとなった日」は支配関係が開始した日である。例えばA社がX年4月1日にB社株式の50%超を取得した場合、X年4月1日は支配関係があることとなった日に該当する。その後X+2年3月31日にA社がB社株式をすべて売却すると支配関係が終了する。そしてX+4年10月1日にA社がB社株式の50%超を取得した場合、X+4年10月1日も支配関係があることとなった日に該当する。この段階で「最後に支配関係があることとなった日」を考える。支配関係があることとなった日はX年4月1日とX+4年10月1日であるが、最後に支配関係があることとなった日はX+4年10月1日となる。